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大阪大谷大学 様
大阪大谷大学様では、出席管理方法の改善を検討されていました。そこで、スムーズな出席登録とデータ化をポイントに、ビーコン出席管理システムのテストケースとして試験導入を開始。2016年4月からは約600人収容できる大講義室を含む4つの講義室で運用を始めました。
大阪大谷大学様がビーコン出席管理システムを導入するきっかけとなったのは、2015年9月に徳島大学で行われた第40回教育情報システム学会全国大会での当社の展示でした。そこで、本システムに興味をもった大倉孝昭教授と出会いテストケースとして試験導入することになりました。
当初のシステムは、出席登録用のビーコン端末を学生に所持してもらって、講義室に入ったら受信機にビーコンを送り出席登録するというものでした。しかし、端末を学生の人数分用意することが現実的ではないということから発想を転換。講義室内にビーコン端末(ビーコンボックス)を設置し、AndroidフォンやiPhoneのBluetoothでビーコンを受信した後、クラウドを経由して出席登録を行うことにしました。
改良したシステムの特徴は、講義室という限定されたエリアにいる複数の学生が、同時に出席登録ができることです。これにより、カードリーダーの前に並ぶ必要もなく、出席票の配布・回収・集計という手間も省けます。また、データの収集を学籍番号にとどめることで情報セキュリティの点にも配慮しています。
試験導入は2016年1月18日~26日に2つの講義室で計6回、大倉先生の講義で行っていただきました。多くの学生がアプリのインストールから出席登録までを戸惑いなく行っており、抵抗感なく使用していました。中にはアプリの名称を言い終わる前にダウンロードしている学生もいました。現時点では、スマートフォンを持っていない学生には従来の方法で対応する必要がありますが、それよりも本システムを利用するメリットの方が大きいという結果が得られました。
2016年4月からは、600人収容の大講義室や200~300人収容の中講義室など比較的大きな4つの講義室で運用を始めました。
※ビーコンとは、Bluetooth Low Energy(BLE)を使用した通信技術です。
ビーコン出席管理システムを導入した600名収容の大教室
講義室に入ると黄色い枠内に教室番号が表示され、出席ボタンが押せるようになる
以前より、ビーコンを利用した出席管理をしている大学を知っていました。しかし、そのシステムはスマートフォンのOSが限定されていたので他のものを探していた時に出会ったのが「ビーコン出席管理システム」でした。
私もICカードリーダーとノートパソコンによる出席登録を利用していますが、学生からは学生証を忘れたという申告があったり、教員からも毎回ノートパソコンを持って行くのが面倒という声を聞いていました。
そういった現場の声を元に私たちが必要としているシステムとして改良してもらっていく中で、試験導入となりました。初日は、出席登録の前にアプリのインストールから初期設定までありましたが、学生は僅かな時間でスムーズに行っていました。その後も特に問題もなく使っていたので、学生はスマートフォンを使い馴れていると感じると同時に、これなら採用できるのではと感じました。
このシステムで特にメリットとして感じているのがリアルタイムに出席状況を記録できることです。そこにビーコンの特徴である場所の限定という要素が加わって時と場所を共有して「そこにいる」という事実が記録されます。これが本来の出席管理で最も大事な部分だと思います。
また、出席データを簡単に記録できるということは、その活用についても大きく変えることができるチャンスだと考えています。なかなか難しいのですが、出席データを教員で共有し横断的に活用できると価値は何倍にも膨らむ可能性を秘めています。
今後はLMSと連携できるようになることに期待しています。また、現在の出席管理よりも簡単になると教員にアピールして欲しいと思います。
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本システムの試験導入を推進した大倉孝昭様(教育学部教授) |
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●名称:大阪大谷大学 ●所在地:大阪府富田林市錦織北3-11-1
●学長:尾山眞之助 ●学生数 : 3,078人
●学部:文、教育、人間社会、薬の4学部
●URL : http://www.osaka-ohtani.ac.jp